2016年11月13日

HSPにおけるサクラエディタの導入方法1

自分のための覚え書き。

最近はゲーム制作にかけられる時間が少なく、その時間を効率よく利用するために、
空き時間を使って自分の書いたスクリプトを読むことが増えてきました。
そこで、以前ブログに書いたように、色分け印刷のできるサクラエディタを利用するようになりました。

これまでは、Le.Antillaで開発を行い、印刷はサクラエディタに切り替えてきましたが、
レイアウトの問題など二度手間にもなるので、少しハードルは高そうでしたが、
サクラエディタでの開発に切り替えることにしました。

そこでまず参考にしたのが、 セルディアさんの「セルディアのゲームブログ 」です。
2月に「サクラエディタをHSPエディタに改造する」という記事を、3回に分けて掲載されています。
この内容に従って導入すると、
  • キーワードの色分け
  • ダブルクリックによるハイライト表示(F3で次を検索、Shift+F3で前に戻る)
  • 新規命令・関数、ラベルのリスト表示
  • 定義場所にへのジャンプ機能(Ctrl + F12でタグファイル作成、F12でジャンプ。Shift+F12で前に戻る)
  • ボタン1つでコンパイル&実行する(F5で実行、オートセーブ)
といった機能が追加できます。
これに加えてTaddiが追加したいと考えたのは、
  • F1ヘルプ対応
  • プリプロセッサおよびマクロの色分け
  • エディタの配色変更(標準エディタに近く、コントラストを低めにした配色)
  • F5実行時にデバッグウインドウを表示
  • 関連ファイルをエクスプローラ表示(選択・編集可能にする)
  • 印刷用と編集用のタイプ別設定
です。

今回は「F1ヘルプ対応」を完成させます。
まずは、PPAマクロの作成です。

---hsphelp.ppa---
begin
 S_ExecCommand('C:\hsp34\hdl.exe '+S_ExpandParameter('$C'),0,'')
end.
---ここまで---

サクラエディタのインストールフォルダ内にmacro用のフォルダを作成し保存します。
なお、HSP3.4をCドライブ直下に置いた場合なので、パスは適宜変更してください。
S_ExecCommandは第3パラメータが省略されていると正常に作動しないので注意が必要です。
保存したら、共通設定>マクロを選択
マクロ名「HSPヘルプ」として、「hsphelp.ppa」を選択、設定。
その後、共通設定>キー割り当て
種別「外部マクロ」、機能「HSPヘルプ」を選択し、キー「F1」を割り当てれば完了。

ちなみに、サクラエディタのMacroについては「Sakura Editor Macro」に記載があります。
参考にしてください。

次回は「F5実行時にデバッグウインドウを表示」を予定しています。
posted by Taddi at 00:30| Comment(0) | サクラエディタ導入
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