2012年12月02日

コンテストを終えて

HSPコンテスト2012の最終結果が出ました。

秀和システム賞を受賞させていただきました。

コメントいただいた方をはじめとして、
プレイしていただいた皆様に心から感謝します。
本当にありがとうございました。

今年は本当に出せないかも。
そう思ったのは、9月の終わりのことでした。

7、8月と仕事の予定が詰まっていたので、
プログラミングに取り掛かった9月に入ってからのことでした。

Dish部門に出そうと、1ヶ月がかりで別の作品を作っていたのですが、
6割程度完成した9月の終わりに、気づいてしまったのです。

「これ面白くない・・・」

そう感じてしまうと、
途端に作業に対するモチベーションが下がってしまいました。

何とか完成させるか?

はじめからもう一度作り直すか?

ただ参加することを目標にするのであれば、
前者を選ぶ選択肢もあったのですが、
それでは意味がない。

そこで、その作品はお蔵入りさせて、
一からアイデアを練り直すことにしました。

今回は初心に戻り、「技術ではなく、アイデア重視!」
と考えていたので、
そのアイデアが降りてくる(?)までが大変でした。

お風呂にメモ帳もって入って考えたり、

人の多いところで人間観察をしたり、

普段は見ないジャンルの映画を見たり、

そして、ドット絵をポチポチと描いていた時のことでした。
矩形を塗りつぶした瞬間!
「ピカー・・・」っと
アイデアの神様がやっと降りてきたのです。
「塗りつぶす」ゲームなんていいじゃん。

そう思ってからゲームのコアができるまで2時間ほど、
その日のうちにゲームの原型ができました。

今回の作品は生みの苦しみがあった分、
結果的には思い入れの強い作品になりました。

フィルイコについては、後半のステージが同じパターンで
冗長になっている感が強いので、
その部分を修正してVectorに登録したいと考えています。
posted by Taddi at 00:00| Comment(0) | 雑記